天乃 愛理    

投稿日:2018年6月27日
皆さまこんにちは🎀 チームウィングのプレお披露目イベント公演「空を翔る夢〜オルゴールの記憶〜」も中日を過ぎ、ゴールが近づいて参りました。 期間限定の特別な公演だからこそ、1回1回にチャレンジし、お客様と一緒に大空を翔けめぐる45分間を存分に楽しみたいと思います!   さて本日は、このショーの中盤、藤の花の精が出てくる場面のご紹介をさせていただきます💠 椿さんが歌われている歌、実は万葉集の短歌より引用したものです。  

藤波の咲く春の野に延ふ葛の下よし恋ひば久しくもあらむ (『万葉集』巻十・作者未詳)

訳:藤が豊かに咲く春の野に這うように延びているくずのように、人目につかぬよう密かに恋をしていたら、想いがかなうまでにはずいぶんと時が経つでしょうね。 と言う意味だそうです。 何ともロマンチックで奥ゆかしい表現でしょうか。 歌劇的で大好きな場面です。 美しい藤棚に迷い込んだ男が、藤の精と恋に落ちる様を表現しています。 和の場面ですが、中盤からはエレキギターをメインに音楽が勢いを増して盛り上がります。🎸 とってもお洒落で儚げで美しい世界観を、どうぞお楽しみください。   それでは〜〜?   せーのっ!   ウィング!!٩( ᐛ )و!!