美音 ふう    

投稿日:2018年8月24日
こんにちは(*´꒳`*) これを書いている今日は愛に恋うの千秋楽まで4日です。 愛に恋うの期間中に皆様に読んでいただける最後の記事になると思います。 初めて台本を頂き、本読みをしたのもこのアートシアターでした。 初めてのメンバーみんなでの本読みの日のことはとても鮮明に覚えています。 台本を一通り全員で読み、何を感じたか、解釈やそれぞれの登場人物の本当の心は、この作品が伝えたいことは… いろんなことをメンバー一人一人が話し、聞きあいました。 今までにはなかなかなかったような深く、大人な作品でしたので、いろんなそれぞれの解釈や見解が出ていました。 今思えば、正直私は全然深いところまで理解できていなかったなぁ…と思いますm(_ _)m 活字だけの状態から十分にイメージが湧かせられなかったのもありましたが、どう解釈したらいいかもわからない、というような感じだった気がします。 ハウステンボスで3ヶ月間、ラグーナで2ヶ月間、初日から約20日間させていただいたティアナ、新人公演でさせていただいたエスカルラータ、そして今日まで本役としてさせていただきましたブランカ。 いろんな景色から、何度も何度もこの作品の中で生きていく中で、少しずつこの作品の真髄に近づいていきました。 正しいのか正しくないかもわからず、変化しつづける作品でもあったなぁと思います。 ある意味常に新鮮で、常に良い意味でも落ち着くことのない作品だったと思います。 お客様から聞かせていただくご意見や、頂いたお手紙からも、三者三様の受け取り方、感じ方があるのだなぁと今でも思います。   でも全部全部ひっくるめて最後に行き着くのはやはり “愛”とは何か ということです。 この質問はいろんな場面で聞いたことがありますし、私も人に聞いたこともありますが、同じ答えは全然出ないのが不思議なところであり、面白いところでもあるなぁと思います。 聞く答えすべてに納得できるのですが、だからこそ モラードとエスカルラータの愛があのような結末で描かれたのだな…と思います。 パンフレットには書かせていただきましたが 私が思う愛は そのすべてを受け入れる力 だと思っています。 うまく説明するのは難しいですが…1番近い言葉で表現するならこうなるかなと思います。 すべてを認めること、許すこと、守ること、時には諦めること、またそうしたいと思うこと… とても大きい何かだと思います。 心に愛を持てる人でいたいなぁと 最近特に思います(*^^*) 私自身この大好きな作品に出会えたこと、本当に幸せに思っています。そして心から感謝しています。 残り4日間も、感謝の気持ちを舞台でお返しできますよう、精一杯努めます。 ラストスパートもどうぞ宜しくお願い致します。 そしてありがとうございました!